3161246 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

11 一つ屋根の下で

一つ屋根の下で

<K>
決して裕福ではないが間近に確かな
温もりを感じながら空腹を感じずに育った
その繋いだ一つの愛と絆に包まれ
未来は明るく描き無邪気に咲いた
明日もまた他愛無い会話が続く
安心感もたらした最愛なる愛情
太陽のように偉大ではないが
尊敬の念は確かに抱いていた
正解のない手探りの旅を必死に
導いてくれたその全てで
身に染みてわかる気がするやっと
この景色も僕が生まれた季節が訪れ
この手にした携帯で暖かさを確認する
また他愛ない会話その声胸打つ
暮れゆく帰り道寒さに身を丸めつつ
触れる普遍の温もり心埋め尽くす

<AU>
あの路上で誕生した音楽に感動し
壇上に立ったあの頃
行き場のない現実を恨んだ
先が見えず頭を抱えてた
これ以上ない位にぶつかりながら
親の背中が小さく見えた
「自分自身で生きていかんといかん」
時間を経て 言葉の意味 実感
まだ見ぬ未来の地図の上で
人生の時計の砂は落ち続け
笑い声包み込んだ紙風船
風に吹かれてた白いブーケ
何度も喜怒哀楽 繰り返し
それでも手繋ぎ共に暮らし
宿してると分かった帰り道
震えが止まらなかったあの日
色恋じゃない新たな希望
つまり君達を 授かった喜びを
永遠 ここに刻んでおきたい
無償の愛は偽善詭弁じゃない
甘えながら微笑み絡みつく
背中に乗って無邪気にジャレつく
you are the sunshine of my life
こっから先100年の幸せ願い

<W>
想定の範囲でことが動いていた
それなりの人生って奴と歩いてた
挫折も目標も適当にかわした
昨日と同じ色のない明日
だけど、響いたあの明け方に
震えるほどの奇跡目の当たり
産声、暗闇照らし、色づいた朝日
一人称が俺たちに変わり
白紙の付箋紙に手探りの作詞
渾身の願いを名前に託し
改めて気づいた親のありがたみ
俺にいったい何ができるか
恥ずかしくない背中を見せれるか
死ぬ間際に胸を張れるか
生きていることに意味を見出しな
できることがまた一つ増えた
この町の方言で話し出した
あたり前を連射するカメラ
見逃したくない、日々の欠片
できることはやってやりてえよ
俺が学んだすべてを伝えよう
晴れやかに太く朗らかに詩を奏で
全力で進め、さらに前へ


モセキ 74 Connection
KID446 a.k.a. ウエキュウの弦とビートの上で
一つの屋根の下で
影さえ重ねあわす温もりの物語
Natural9nation
Peace

一覧に戻る


© Rakuten Group, Inc.